はじめに
こんにちは!今回は山梨へ遊びに行く道中、話題の「大滝トンネル」を通ってきたので、その様子をレポートします。
このトンネル、実は2027年完成予定だったのですが、2025年7月に起きた土砂崩れによる通行止めの影響で、未完成のまま暫定開通されたんです。
今しか体験できない“仮開通のトンネル”、実際に通ってみたリアルな感想をお届けします!
⚠️この記事は2025年8月10日の情報です。最新の情報については各公式サイトで確認することをお勧めします。
国道140号の土砂崩れで通行止めに

2025年7月、埼玉県秩父市大滝地区の国道140号で、大規模な土砂崩れが発生しました。
場所は「道の駅 大滝温泉」から「贄川(にえがわ)交差点」までの区間で、なんと約8kmにもわたって通行止めに。
このルートは、秩父市街地と山梨方面を結ぶ幹線道路でもあり、観光や物流、さらには地元の方の生活にも大きな影響が出ることに…。
そして、代替路がほぼ存在しない山岳地帯ということもあり、緊急措置として建設中だった大滝トンネルの一部区間が、暫定供用されることになったんです。
大滝トンネルとは?
大滝トンネルは、埼玉県が整備を進めていた国道140号の新ルートで、もともとは2027年度に完成予定の長大トンネル。
延長は約2.4km。山を貫くことで、急カーブ・落石の多い現道をショートカットし、安全で快適なルートを目指していたようです。
今回の通行止めにより、2025年7月30日午前10時から、このトンネルの未完成部分が緊急開放されました。
正式には「暫定供用」と呼ばれ、仮の状態で一部の車両のみ通行が可能になっています。
実際に走ってみた!ドキドキの砂利道トンネル体験(2025/8/10の状況)
ということで、実際に大滝トンネルを走って山梨へ向かってみました!
トンネルの入り口には警備員さんが立っており、看板や案内もしっかり設置されていました。
ただし注意点がいくつかありました👇
• 通行できるのは車両(普通車・バス・大型車)
• 砂利道のため、時速15km以下での徐行が必須
• 車間距離の確保も絶対
中に入ってみると、思っていたよりしっかりしている道でした。
少しボコボコしているところもありましたが、普通に走行することができました。
トンネル内の照明は、片側の壁にだけついていました。しかしそこまで暗く感じませんでした。
整備はしっかりされている印象で、特に不安を感じることなく安全に通行できました!
山梨へのアクセスは問題なし!
今回の通行止めで、正直「山梨方面に抜けられるかな?」と少し不安でしたが、大滝トンネルのおかげで無事に予定通りの旅ができました。
大滝トンネルを抜けるのにかかった時間は5分くらいで、あっという間にトンネルを抜けることができました。
トンネルを抜けてすぐ、**雁坂トンネル(山梨側へ抜ける有料トンネル)**も利用できるため、甲府やフルーツライン方面へのアクセスにも影響なし!
ちなみに、道中で見える滝沢ダムや秩父の大自然も相変わらず圧巻でした✨
ドライブ好きにはたまらないルートです。
まとめ:今しか通れない“仮の大滝トンネル”を体験しよう!
今回の大滝トンネル通行体験は、ちょっとした冒険のようなドライブでした。
未舗装の砂利道トンネルを走る機会なんて滅多にないので、ある意味とてもレアな体験ができたと思います。
ただし、通行にはルールがあるので事前確認は必須です!
埼玉県や秩父市の公式HPなどで最新情報を確認してから行くのが安心ですよ。
紅葉シーズンなどに秩父・山梨方面へ行く予定がある方は、ぜひこのルートも検討してみてください♪
💡おまけ:通行前に知っておきたい情報まとめ
項目 | 内容 |
通行可能車両 | 普通車・バス・大型車のみ |
通行不可 | 二輪車・歩行者・自転車・原付・ミニカー |
通行開始日 | 2025年7月30日(水)午前10時~ |
路面状況 | 砂利道(未舗装) |
制限速度 | 時速15km以下(徐行) |
本供用予定 | 2027年度 |